コンタクトレンズの感染症で思い浮かぶのは、手入れ無精の細菌による感染症
コンタクトレンズの感染症で思い浮かぶのは、手入れ無精による細菌による感染症ではないでしょうか。
コンタクトレンズは視力の悪い人にとって、世界観を一遍させる便利なツールですが、毎日の手入れを怠ったばかりに大変な目に遭う人も少なくないようです。毎日の手入れといっても、洗顔や歯磨きするのと同じことと考えれば面倒でも何でもないかと思います。けれど、慣れてきた頃が最も危ないとでもいいますか、車の運転でも慣れてきた頃に事故を起こす人が多かったりします。
ですのでコンタクトレンズの感染症も、慣れてきたころが最も危ないのかもしれません。それでもうっかり手入れを忘れてしまった、またはコンタクトレンズのケースを指定期間で変え忘れたなんてことが起こりがちです。
また、使い捨てレンズをいつまでも使い続けて感染症になるという人も少なくないようです。感染症の恐ろしいところは、下手をすると失明の危機もあるというところです。
病気はなってみないと健康のありがたさが分からないものですが、いざ病気にかかってしまうと通院費や薬代、交通費と何かと費用も時間も嵩むものです。 ですからコンタクトレンズの感染症の恐れがあると思われる方は、早めに眼科で診察をされておかれる事をおすすめします。基本的なレンズの使い方は、注意書きをきちんと守って正しく使用するということです。
面倒だといっても、コンタクトレンズの手入れにものすごく時間がかかるわけではありませんし、使用期限を守れば感染症のリスクも下げる事ができます。
使い捨てコンタクトレンズの長期使用による角膜感染症
使い捨てコンタクトレンズの長期使用によって「角膜感染症」と呼ばれるものがあります。
角膜とは黒眼の部分をいい、0.5㎜の透明な組織となります。ここには血管がなく上皮表面から酸素を取り入れており、ここにバイ菌などが入るとキズがつきます。これによって炎症がおこり、放っておけば入院を余議なくされるケースもあります。また、視力低下などの後遺症を残すケースもあり、最悪の場合、失明にまで至るとも言われています。
ソフトコンタクトレンズを指定時間以上装着した場合や、ステロイド剤の長期点眼などによって「真菌(カビ)」による角膜感染症にかかる場合もあるそうです。これは植物の枝葉などにより角膜表面に傷がつく場合もあるようですが、潜伏期間が長いことも特徴で完治にも時間がかかるという厄介な感染症の一つです。
他にも様々な感染症があるので、コンタクトレンズの使い方には十分注意してきちんと利用していきましょう。